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【Ender-3 S1】フィラメントが引き抜けない時の対処方法を解説

3Dプリンター

フィラメント交換の際、エクストルーダー内部に引っかかってしまいフィラメントを引き抜くことができない。

無理やり引き抜いたら、エクストルーダー内部で折れてしまった。

どうやって直したら良いのだろうか。

こういったお悩みにお答えします。

■本記事の内容

・エクストルーダーからフィラメントが引き抜けない原因
・フィラメントが引き抜けない時の対処方法
・作業に必要な道具

エクストルーダー内部に引っかかってしまいフィラメントを引き抜くことができない。あるいは、無理やり引き抜いたらエクストルーダー内部で折れてしまった。

このような事例は、ほぼ同じ作業で対処することができます。

本記事ではEnder-3 S1を使用して分かりやすく解説します。

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エクストルーダーからフィラメントが引き抜けない原因

引き抜けない原因

エクストルーダーからフィラメントが引き抜けない現象は、おそらくフィラメント交換の際に起こってしまったのではないでしょうか。

私は3Dプリンター購入当初、ノズルの温度が下がり始めたタイミングで引き抜こうとしてしまい、このような事態になった経験があります。

推測すると、引き抜けなくなってしまった原因は

ノズルの加熱を切ってしまい、ノズルの温度が下がりはじめる→ノズルの温度が下がりはじめたことで、フィラメントが十分に溶けなくなった→そのタイミングで変にフィラメントを引っ張ったことでノズル内部でフィラメントが変形した状態で固まってしまった→フィラメントが通る穴径よりもフィラメント先端部が変形により太くなってしまっため、エクストルーダー内部で引っかかり抜けなくなった

と考えます。

再発防止策

対策は簡単で「ノズルの温度を高温に保った状態でフィラメント交換を行う」ことです。

フィラメント交換のやり方については、こちらの記事で解説しています。

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作業に必要な道具

・六角レンチ(2種類):エクストルーダーの取り外し分解作業で使用
・ニッパー:フィラメントをカットする際に使用

※どちらも付属品のものでOKです

フィラメントが引き抜けない時の対処方法

エクストルーダー内部で折れてしまっている場合も、序盤は同じ手順になります。

1.電源を切る

まずは、3Dプリンターの電源を切ります。

注意

エクストルーダーを取り外すため、ノズルの温度が十分に下がってから作業を行いましょう。

2.ケーブルを外す

赤印のケーブルを外します。

エクストルーダーのケーブルを外す様子

3.エクストルーダーを取り外す

次に、六角レンチを使用してエクストルーダー側面にあるネジを4つ外します。

エクストルーダーのネジを外す箇所

ネジを外すと、エクストルーダーが取り外せます。

エクストルーダーが取り外せた様子

4.エクストルーダーを分解する

次に、六角レンチを使用してエクストルーダー背面にある赤印のネジを2つ外します。

(ここでもう一つの六角レンチを使用します)

エクストルーダーの背面にあるネジの場所

ネジを外すと、画像のようにアルミ部品ごと取り外せます。

フィラメントの先端が見えましたね。

私の経験上、エクストルーダー内部でフィラメントが折れてしまった際、アルミ部品を外したら、ぽろっとフィラメントの破片が取れました。

もしフィラメントの破片がエクストルーダー内部にある場合は、付属のニードルなどを差し込んで取って下さい。

エクストルーダーを分解した様子

5.フィラメントを取り出す

フィラメントの先端部をカットしたいため、レバーを下げながらフィラメントをカットできる長さに調整します。

一度、レバーを下げながらフィラメントを引き抜いてみて下さい。
おそらくフィラメント先端の径が若干太くなっているため、引き抜けないと思います。
これがエクストルーダーからフィラメントが引き抜けなくなってしまった原因だと思います。

エクストルーダーにセットされたフィラメントを動かす方法

フィラメントをカットできる長さに調整したら、ニッパーでカットします。

フィラメントをニッパーでカットする様子

すると、すんなりフィラメントを引き抜くことができます。

ニッパーでカットした後のフィラメントの様子

6.ついでに他の部品も確認する

エクストルーダーの分解作業を行ったついでに、下記4点確認しておくことをオススメします。

①ファン

ファンにゴミが絡まっていないか、確認しましょう。

ファンの確認

②テフロンチューブ

フィラメントの通り穴にテフロンチューブが使用されています。(引っ張れば簡単に取れます)

もしボロボロになっていた際は、テフロンチューブを交換しましょう。

テフロンチューブの確認

③ノズル

ノズルの先端がすり減っていると、印刷トラブルの原因になります。

ノズルの先端がすり減っていたり、黒く焦げているようであればノズルを交換しましょう。

ノズルの交換方法については、こちらの記事で解説しています。

④シリコンカバー

シリコンカバーについてもボロボロになっていた際は交換しましょう。

7.エクストルーダーを取り付ける

エクストルーダーを元の状態に戻します。(ネジを締め、ケーブルを繋ぐ)

エクストルーダーを取り付けた時の様子

8.ノズルを加熱する

ここまでの作業でフィラメントが引き抜けたので、次は問題なくフィラメントが出るか確認します。

ノズルを加熱(200℃くらい)します。

9.フィラメントをセットして確認

ノズルが設定温度に達したら、フィラメントをセットします。

手動でフィラメントを押し出して、先端からフィラメントが出てくればOKです。

ノズルからフィラメントが出てきた様子

10.レベリング調整する

最後に、エクストルーダーの脱着作業を行ったためレベリング調整を行う必要があります。

こちらについては、通常通りの手順(オートレベリング→補助レベリング)を実施して頂ければOKです。

これで全ての作業が完了となります。

レベリング調整については、こちらの記事で解説しています。ご参考にして下さい。

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まとめ

本記事では、下記3点について解説しました。

・エクストルーダーからフィラメントが引き抜けない原因
・フィラメントが引き抜けない時の対処方法
・作業に必要な道具

以下の記事ではよく起こる印刷トラブルについてまとめています。お困りになった際は、ぜひご参考にしてみて下さい。

コメント

  1. しんまいさん より:

    Ender-3 V3 KEをつい先日購入して使用しているものです。
    フィラメントが引き抜けなくなって困っており、こちらの記事が参考になりました。
    エクストルーダーの分解も落ち着いて確認しながらできたので助かりました。

    • まさ まさ より:

      対処できたようで良かったです。
      そう言って頂けると、こちらとしてもまとめた甲斐があります。
      コメントして頂きありがとうございました。

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