Amazonで最も評価数の多いOVERTUREのフィラメントが気になっている。ホワイトとマットホワイトにはどのような違いがあるのだろうか。
こういった疑問にお答えします。
■本記事の内容
・OVERTURE PLAの仕様について
・ホワイトとマットホワイトの違いについて
Amazonで3Dプリンターのフィラメントを購入している人であれば、少なからず気になるであろうOVERTUREのフィラメント。
評価が高いうえ、ビックリするくらい評価数が多くついていますよね。
現在、私はEnder-3 S1を使用していますが、実は購入初期からずっとOVERTUREのフィラメントを使い続けています。特にPLAのホワイトとマットホワイトは一番リピートしているカラーので、本記事ではこの2つの比較をしていきたいと思います。
OVERTURE PLAフィラメント
梱包形態
箱のパッケージはこんな感じです。
フィラメントはパッキングされていて、その中に除湿剤が入っています。
外観
スプールは硬いダンボール製です。
外周にはフィラメントの先端を差し込める穴が無数にあります。
シールにはメモリが振られていて、おおよその残量を把握できます。
パラメータ
シールにはフィラメントの特性やパラメータも記載されています。
ホワイトとマットホワイトの差異を赤字で示します。
ノズル温度 | ベッド温度 | 重量 | 長さ | 太さ | |
ホワイト | 190-220℃ | 25-60℃ | 1kg | 330m(±20m) | 1.75mm |
マットホワイト | 190-220℃ | 50-70℃ | 1kg | 300m(±20m) | 1.75mm |
巻かれ方
OVERTUREのフィラメントはこれまで数十個リピートし続けていますが、巻かれ方については正直、綺麗な時と乱雑な時があります。
ただ、乱雑に巻かれていたからと言って、途中で絡まりフィラメントの送りが止まるなど不具合を経験したことはありません。(運が良かっただけかもしれませんが)
まさにこんな感じです。(右は緩んでこうなった訳ではありません)
個人的な評価
Ender-3 S1との相性はバッチリだと感じています。
唯一の不満は先程記載したように、たまにフィラメントの巻き方が雑なものが送られてきてしまうところです。商品開封時にフィラメントが雑に巻かれていると、あぁハズレを引いてしまったと思ってしまいます。
ただ、フィラメントの品質や造形の仕上がりはとても満足しているので、総合的にみてもOVERTUREのフィラメントは今後もリピートしたい商品です。
特に良いと思う点を挙げます。
・価格が安い
・カラーバリエーションが豊富
・フィラメントの品質が良い
・定着力、反り、積層のスキマなど造形に問題なし
ホワイトとマットホワイトの違い
素材の色
両者ともにホワイトですが、横並びで比較すると若干マットホワイトの方がほんの少し灰色がかった色合いをしています。
色見 | 質感 | |
ホワイト | 真っ白 | ツヤがある |
マットホワイト | ほんの少し灰色 | マットな感じ |
加工のしやすさ
PLAフィラメントは加工には不向きと言われていますが
個人的にはホワイトとマットホワイトで比較した場合、わりと違いがあると感じました。
ホワイトは素材が硬くヤスリやカッターでの加工に不向き(全然削れない)と強く感じたのに対して、マットホワイトはホワイトほど苦戦することなく加工できました。
ただ加工できたと言っても表面が削れるくらいです。
※個人的にはマットホワイトを好んでリピートしています。
ヤスリ | カッター | |
ホワイト | × | × |
マットホワイト | △ | △ |
まとめ
本記事では、下記2点について解説しました。
・OVERTURE PLAの仕様について
・ホワイトとマットホワイトの違いについて
他の記事でも比較記事を書いています。ぜひご参考にしてみて下さい。
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