3Dプリンターを活用した副業ってどんな種類があるの?
まずは何からやるべき?
3Dプリンター副業のメリット/デメリットを知りたい。
こういった疑問にお答えします。
■本記事の内容
・3Dプリンターを活用した副業の紹介
・3Dプリンター副業は何からやるべきか
・3Dプリンター副業のメリット/デメリット
・おすすめの3Dプリンターを紹介
3Dプリンターを所有している人であれば、うまいこと活用して副業に繋げたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
私もそう思っていたうちの一人で、現在取り組んでいます。
そこで、本記事では3Dプリンターを活用した副業について私の意見を交えつつご紹介したいと思います。ぜひご自身にあったやり方で挑戦してみてください!
3Dプリンターを活用した副業ってどんな種類があるの?
①オリジナル商品の製作・販売
オリジナル商品の製作・販売は最も取り組んでいる人が多い副業だと思います。
例えば、以下のようなECサイトやネットショップを通して販売することができます。
【フリマサイト】
・メルカリ ・ラクマ ・PayPayフリマ ・ヤフオク
【ハンドメイド通販サイト】
・minne ・Creema など
【クリエーター向け】
・DMM.make ・Booth ・BASE など
※ご自身でオリジナル商品を販売する際は「著作権」や「商標権」に注意をしましょう。
②3Dデータの販売
3Dデータの販売は、上記で挙げたDMM.make、Boothでできます。
クリエーター向けともあって、クオリティの高いニッチな商品が多く揃っている印象です。
③クラウドソーシングサイトを活用した案件受注
クラウドソーシングサイトを活用した案件受注も可能です。
クラウドソーシングサイトには、クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどが挙げられます。
これらの違いを簡単にご説明すると
クラウドワークスとランサーズは多くの案件の中から自分で選択し、依頼主に対して応募します。
ココナラは自分ができることを提示して、それを見たお客様が依頼してきます。
どちらも共通してプラットフォーム内で実績を積んでいかないことには、簡単に案件を獲得することはできません。そのため、登録直後からすぐ成果を出すことは難しいイメージがあります。
④知見を活かした情報発信
3Dプリンターの知見を活かして、設備の取り扱いやノウハウをnoteやブログ、Youtube等で発信していくことで、アフィリエイトや広告収入を得ていく副業もあります。
まずは何からやるべき?
始めやすさの観点で、まずはフリマサイトでオリジナル商品を販売してみることをおすすめします。
実際にやっていくうちに商品の点数が増えヒット商品が生まれたり、逆に製作したものが全然売れなかったり、取り組んでいる過程の中で学びがあると思いますので、それらを踏まえ次のステージに進めば良いと思います。
3Dプリンター副業のメリット/デメリットは?
3Dプリンター副業のメリット
①一度3Dデータさえ作ってしまえば、使い回せる
ハンドメイド作品の観点では、最も時間効率が良く魅力的なポイントと言えるのではないでしょうか。
本来のハンドメイドとは、手芸をイメージすると1点1点手作業ですが、3Dプリンターを活用すると極端な話、ボタン一つで造形(量産)してくれますからね。
加えて、造形中の時間は他の作業ができるので尚良いです。
もちろん、造形後の後処理工程(バリ取り、ヤスリがけ等)があるので、如何に手間のかからない形状にするかがポイントになってきます。
ただ、ヒット商品が生まれれば、半自動的に売上を伸ばすことができます。
ちょっと夢がありますよね。
②在庫がほぼ不要
商品を販売する上で、在庫を持たないことも強いメリットと言えます。
3Dプリンター副業のデメリットとして後述していますが、自身のオリジナル商品が全て売れるとは限りません。
ヒット商品の中には、全く売れない商品も出てくると思います。
その時に、在庫を抱えていないというのは作り手の立場としては良いポイントですよね。
言うなれば、受注生産が可能と言う訳です。
③設計力・発想力が身に付く
オリジナル商品を製作する上で、CADは必須スキルになります。
未経験の方にとっては新しいスキルが身に付きますし、既に扱える方にとっては更なる設計力が身に付くと思います。
また、何より自分の思い描くイメージを形にできることはとても魅力的ですよね。
④ほぼ思い通りの形状に形造れる
3Dプリンターは1層ずつ層を積み重ねて形造ったり、レジンを硬化させて形造ったりができるので、機械加工などでは作れないような形状にも対応可能というポイントも3Dプリンターならではの魅力です。
3Dプリンター副業のデメリット
①アイデア勝負になる
オリジナル商品を販売する上で、欠かせないのが「オリジナリティ」があるかどうかです。ここが最大の難点だと思います。
購入者側の立場で考えた時に、100円ショップや雑貨屋などで手に入るような商品をあえて個人から購入したいと思いますか?
如何に、痒い所に手が届くような商品を生み出せるかがポイントになります。
また、いくら作品数があっても、オリジナリティのない商品だと全く売れないのが現実です。
ただ、世に売られていないようなモノを生み出すのは、とてもハードルが高いことです。
市販品の形状からヒントを得たり自分なりの付加価値を付与したりすると、売上に繋がると思います。
②値段を高く設定しにくい
オリジナリティのある商品が作れたからと言って、自分の価値観で値段を高く設定すると購入されない傾向にあります。
私も価格設定はとても悩むところです。
初期の段階では自身の商品を世に広めるため、ファンを獲得するためにも値段を低く設定してみることも戦略の一つだと個人的には思います。
加えて、SNSで発信することも大切になってくると思います。
価格は購入実績がついてから、徐々に上げていけば良いのではないかと思います。
③印刷ミスで不良品に
同じデータを使用しても印刷不良が起きることがあります。
印刷不良の原因は部品や材料に起因したものがありますが、同じデータを使用したからと言って、同一の品質で作り続けられるとは限りません。
外出前や就寝前に稼働させて、完了した頃に確認すると悲惨なことになっていることがたまにあります。この時に折れない心が大切です!
④メンテナンス、故障の対応
3Dプリンターはとても使い勝手の良い便利な機械ですが、やはり長く使っているとどこかしら調子が悪くなってきます。その時に対応できるかどうか、ここも課題になってきます。
おすすめの3Dプリンターって何があるの?
熱溶解積層方式もしくは光造形方式
家庭用3Dプリンターであれば、まず【熱溶解積層方式】もしくは【光造形方式】どちらかを選択する必要があります。次に【機種】です。
例えば、生活雑貨品を作りたいのであれば「熱溶解積層方式」、フィギュアを作りたいのであれば「光造形方式」と認識して頂ければOKです。
これから3Dプリンターを購入しようかご検討されている方は、こちらの記事も合わせて読んでみて下さい。
熱溶解積層方式、光造形方式について簡単にまとめます。
参考程度に、私が愛用している3Dプリンターは「Creality Ender-3 S1」になります。
「熱溶解積層方式」を検討している方であれば、間違いなく検討機種になるはずです。
また、「光造形方式」を検討している方であれば、「ANYCUBIC Photon Mono シリーズ」がおすすめです。
3Dプリンター購入する際は、価格だけでなく性能や造形可能なサイズ、それからYoutubeで解説動画が多く上がっている機種を選ぶと、トラブルが起こった際、参考にできるのでおすすめです。
ペン型の3Dペン
3Dプリンターではありませんが、同じような原理でペン型もあります。
こちらはCADを操作できない方でも自分の思い通りに形造ることができます。ただ、ハンドメイドで作っているが故に、表面の粗さが目立ちますので手芸用のコテを使用して表面を整えてみて下さい。
ご興味がある方はぜひ。
まとめ
本記事では、下記4点について解説しました。
・3Dプリンターを活用した副業の紹介
・3Dプリンター副業は何からやるべきか
・3Dプリンター副業のメリット/デメリット
・おすすめの3Dプリンターを紹介
いかがだったでしょうか。ご興味を持った副業はありましたでしょうか?
3Dプリンター副業のメリット、デメリットを踏まえた上で、ぜひご自身にあったやり方で取り組んでみて下さい。
以上、ご参考になれば幸いです。
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