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【3Dプリンター】手芸用ミニコテで造形物の表面が綺麗に仕上がるのかを検証

3Dプリンター

造形物の積層痕が気になっている…

アイロンやホットプレートなどの平らな面で造形物の表面を溶かすことができれば、積層痕は綺麗に消せるのだろうか?

こういった疑問にお答えします。

■本記事の内容

・手芸用ミニコテのスペック紹介
・コテで滑らかな面に仕上げることができるのか
・フィラメントの継ぎ足しでフラットな面にできるのか
・加工後、ヤスリがけで綺麗な面に仕上がるのか

3Dプリンターを使っていると

・造形物の積層痕が気になる
・もっと綺麗に印刷することはできないのか
・もっと見栄えをよくするため造形後に加工したい
・造形失敗したものを捨てずに、どうにか手直しできないものか

このようなことは誰しも思ったことがあるのではないでしょうか。

余談ですが、スライサーソフトのアイロン機能を実施すると造形物の上面を滑らかな面に加工することができます。ご参考にしてみて下さい。

アイロン機能であれほど滑らかな面にできるということは、小さなアイロンで造形物の表面をなぞることができればツルツルに仕上がるのではないか。

あるいは印刷に失敗(底面の反り、積層のズレなど)したとしても、造形後に自分で手を加えれば多少の修正は効くのではないかと思い、手芸用ミニコテを購入してみました。

今回、PLAフィラメントで造形したモデルに対して、検証してみましたので参考にしてみて下さい。

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手芸用ミニコテのスペック紹介

今回、SUREの手芸用ミニコテを購入してみました。

型番:TS-33
全長:250mm
先端形状:アイロン型(約35mm×15mm)
電源:100V-18W
温度:2段階調整(低温:約160℃ 、高温:約240℃)
重さ:90g(電源コード含まず)
付属品:ミニスタンド、ポシェット

手芸用ミニコテの画像①
手芸用ミニコテの小手先の寸法①
手芸用ミニコテの小手先の寸法②

検証内容

下記3点について検証してみました。

①底面(印刷時の一層目)が滑らかな面に仕上がるのか
②欠損部にフィラメントを継ぎ足してフラットな面に仕上がるのか
③コテで加工した後、ヤスリがけすれば綺麗に仕上がるのか

検証開始

底面(印刷時の一層目)が滑らかな面に仕上がるのか

まず、クッキングシートを使った場合と使わなかった場合で検証してみました。

クッキングシートを使った場合

こちらのモデルを使用して検証します。

くっきりと一層目が見えてますね。

横から見ると、フラットな面になってます。

クッキングシート越しにコテを当て、表面を溶かしていきます。

一層目の筋が消えて、比較的滑らかな面になりました。

このコテは2段階で温度調整が出来るのですが、撫でるくらいであれば低温(約160℃)はフィラメントを溶かすというよりも変形させるに適した温度かなと感じました。

もちろん、コテを押し当て続ければフィラメントは溶けますので当て具合によります。

高温(約240℃)だと、撫でるだけでもすぐに溶けました。

高温は素早く作業を進めたい時に適した温度かなと感じました。

クッキングシートを使わなかった場合

続いて、別のモデルを使用して検証します。

こちらも、くっきりと一層目が見えてますね。

横から見ると、フラットな面になってます。

まずはコテを押し当てながら、少しずつ表面を慣らしていきます。

ざっと表面を慣らしてみました。

溶けたフィラメントがコテに付着してしまい結構、デコボコした面になってしまいました。

見栄えはなくないですね。

横から見ると、一応フラットな面はキープできています。

コテにはベッタリとフィラメントが付着してしまいますが、ティッシュに押し当てることで簡単に落とすことができたので、心配はなさそうです。

欠損部にフィラメントを継ぎ足してフラットな面に仕上がるのか

先程使用したモデルの表面がデコボコしているため、表面が欠損しているモデルと見立てて使用します。

はじめにフィラメントをモデルとコテの間に挟み込んで溶かそうとしましたが、作業性が悪かったため、予めコテ先にフィラメントを押し当てるようにして溶かし、その溶けたフィラメントを塗り広げていくように作業してみました。

今回は割と滑らかな面になりました。

横から見ても面が盛り上がらないように、フラットに調整しました。

ですが、先程同様にこのままでは表面の粗さが目立ってますね。

コテで加工した後、ヤスリがけすれば綺麗に仕上がるのか

最後に、ヤスリがけで表面が綺麗に仕上がるのか検証してみます。

10分程度ヤスリがけして、綺麗な面に仕上がることができました。

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検証結果

■底面(印刷時の一層目)が滑らかな面に仕上がるのか

→クッキングシートを使った場合、比較的滑らかな面に仕上げることができた。

→クッキングシートを使わなかった場合、コテにフィラメントが付着し、デコボコした面になってしまった。

■欠損部にフィラメントを継ぎ足してフラットな面に仕上がるのか

→欠損部にフィラメントを継ぎ足して、あらかたフラットな面にはできたが、表面の仕上がりがイマイチだった。

■コテで加工した後、ヤスリがけすれば綺麗に仕上がるのか

→綺麗に仕上がった。

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まとめ

モデル表面をコテで加工する際は、クッキングシートを活用することで溶けたフィラメントがコテに付着しないため、比較的綺麗に溶かせることが分かった。

モデルの欠損部に対してもフィラメントの継ぎ足しは可能で、時間を費やしてしまうが最終的にヤスリがけをすればモデル表面を綺麗に仕上げられることが分かった。

ただ、ヤスリがけは結構気の遠くなる作業と感じたため、大きなモデルに適してないと感じた。

以上、ご参考になれば幸いです。

他にも試作検証の記事を書いていますのでぜひご参考にしてみて下さい。

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